2023.04.20Category: ストレッチTags:柔軟性無料
パソコン・スマホ疲れによる手首の痛み・肩こりを解消【総指伸筋(そうししんきん)】のセルフストレッチ
肩こり持ちのヒトで、
「スマホをよく落とす」
「指が思うように動かなくてタイピングが上手くできない」
「手をグーにするだけで手の甲にツッパリ感がある」
そんな悩みをお持ちの方は「総指伸筋」が固くなっている可能性があります。
総指伸筋は手の指を伸ばしたときに”手の甲の腱”と”手首と肘の間に浮き出る筋腹(力こぶみたいなもの)”が特徴的な筋肉です。
スマホ操作をする・PCでタイピングをするときは指を”伸ばす”より”曲げる”動作が多くなる印象もありますが、実際のところあなたが思っているより指を伸ばす筋肉は酷使されています。
あなたも過去に「道端でスマホを落とした」「ベッドで仰向けに寝たまま操作していたらスマホを顔に落とした」なんてことありませんか?
あれって、指や手首を伸ばす(反らす)筋肉を使っている=握る力を抑制されている(握りにくくなっている)から起こるんです。
※もちろん握力の低下も要因の1つではある
そんなスマホやPC操作による慢性的な総指伸筋のこわばりが肩にも伝わって肩こりを悪化させたりしているからやっかいなんですよね(汗)
今回の記事では、そんな「総指伸筋」の柔軟性の低下による肩こりやトラブルを改善するためのセルフストレッチを解説していきます。
スマホの登場によって、タダでさえ手先を酷使しやすい建設業や製造業の方には特におすすめしたい!シゴト前後でストレッチ導入してみてはいかがでしょうか??
総指伸筋のセルフストレッチのやり方・手順
総指伸筋筋はストレッチされていると手の甲〜肘にかけてピーンと突っ張ったような伸び感があります。
やり方
正しいやり方を理解して、こまめにストレッチをしましょう!
1.机の上に片手を置く
2.手のひらを開いて(パーにして)、天井に向ける
3.反対の手を使って、ストレッチする方の人差し指〜小指までの指を丸めて、手の甲を床から浮かせる
4.ストレッチする方の手首を外側に無理のない範囲でねじる
4の状態で20〜30秒ほどキープ☓2〜3セットずつ行いましょう!
シゴトの前後や休憩前後など1日2〜3回ほど行えると良いですね。
NGパターン
▲注意点の46秒から開始
・肘が曲がっている
→手の甲しかストレッチができない、全体のストレッチにならないため
・手の甲が床から浮いていない
→上記と同じく全体のストレッチにならないため
固い方は無理に手首(拳)を外側になじらなくても十分に伸びます。無理のない範囲で、イタ気持ちいいレベルで行いましょう。
上手くストレッチさせるコツ
・肘は内側(カラダの方)に向けるとストレッチ感を得やすい。
・テーブルに直ではなく、タオルを敷くと良い
・手首はできるだけ丸めて手の甲を床から離すと◎
注意点として、腕時計はハズして行いましょう。固いテーブルで行うと時計のケース・ベゼル部分を傷つけてしまう可能性があります。また、可動域を制限する要因にもなるので、手首周りのアクセサリー類はない状態がベストです。
トレーナーの神戸です!今回は指の筋肉「総指伸筋(そうししんきん)」のセルフストレッチについて解説していきます!