2024.05.22Category: CONTENTSTags:健康無料
労災になる前に!社内やデスクワークで行える腰痛対策

はじめに
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デスクワーク、つらい腰痛に悩まされたことはありませんか?
私も長時間同じ姿勢を保つと、腰への負担が蓄積され、いつの間にか腰が痛くなっていることがよくあります。
腰痛は単なる痛みだけでなく、労災につながるリスクもあるのです。
そこで、デスクワーク中に気をつけたい腰痛対策について、お話ししたいと思います。
些細な習慣の改善から、確実に腰痛を予防できますので、ぜひ参考にしてみてください。
腰痛の原因とリスク
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デスクワークでは長時間座り続けることが多く、これが腰痛の一因となっています。
たとえば、座った状態だと、腰椎に大きな負担がかかり、筋肉や靭帯にストレスが蓄積されていくのです。
特に姿勢が悪ければ、リスクはさらに高まります。
このような腰痛が深刻化すると、労災と認定されるケースもあり得ます。
重い荷物の運搬などが原因で腰を痛め、業務に支障が出れば、その可能性は高くなります。
つまり、腰痛予防は、労働者自身の健康保持はもちろん、雇用者側にも関わってくる課題なのです。
デスクワークで取り組める腰痛対策
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それでは、デスクワーク中に取り組める腰痛予防法をご紹介していきます。
まずは、正しい座り方と姿勢の改善から始めましょう。
座る際は、椅子に深く腰掛け、背筋をピンと伸ばし、足を床につけることが大切です。
また、腰にクッションを入れると、自然なS字カーブを保ちやすくなります。
この正しい姿勢を意識し、悪い癖をつけないよう、定期的に姿勢チェックを習慣づけましょう。
加えて、デスクで簡単にできるストレッチを取り入れると、より確実に腰痛を予防できます。
例えば、椅子に座ったまま前屈し、両手を床に向けて伸ばすストレッチがおすすめです。
またこの姿勢のまま左右にゆっくりとひねるのも効果的です。
1時間に一度は椅子から立ち上がり、背伸びをするのも腰への負担を軽減する良い方法です。
様々なストレッチで、筋肉や靭帯のストレスを解消していきましょう!
職場環境の整備
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最後に、オフィスの環境整備にも注目していただきたいです。
腰痛予防には、腰部をしっかりとサポートできるオフィスチェアを選ぶことが重要になります。
座面の高さも、足が床につく位置に調節できるととても良いです。
背もたれが前後に傾斜できる機能があれば、姿勢に合わせてサポートしてくれるので理想的です。
デスクの高さも、肘が90度に曲がる位置に合わせることで、腰への負担を軽減できます。
モニターの位置も目線の高さが適切だと、首や背中の痛みを防げます!
まとめ
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デスクワークは誰もが経験する腰痛の原因となりますが、
些細な対策を心がける事で、腰痛とは無縁の毎日を過ごせるはずです。
正しい姿勢とストレッチで、筋肉や靭帯にかかる負担を減らしましょう。
そして適切なオフィス環境を整備することで、より確実に腰痛のリスクを下げることができるのです。
日々の小さな習慣の改善から、腰痛予防に取り組んでみてはいかがでしょうか。
健康は仕事のベースとなる大切なものです。
しっかりと対策を立てて、腰痛に悩まされることのない活き活きとした毎日を送りましょう。
引用文献
厚生労働省. (2022). 労働災害防止対策について
日本整形外科学会. (2021). 腰痛の予防と対策
Mayo Clinic. (2019). Back pain at work: Preventing pain and injury