2024.05.20Category: CONTENTSTags:健康無料
【パーソナルトレーナー直伝!】デスクワークで肘が痛い原因②
はじめに
デスクワークをしていると、肘の痛みが気になることはありませんか?
デスクワークをしていると、長時間同じ姿勢を保つため、
肘に負担がかかり、痛みが出るのは誰もが経験することですね。
このように、肘の痛みは多くの方が抱える共通の問題なのです。
この記事では、肘の痛みの原因とその対策について、詳しくご説明いたします。
痛みを和らげるための方法や予防策をご紹介させていただきます!ぜひご覧ください!
筋力の不足
肘の痛みの原因のひとつが筋力不足です。
筋肉が弱いと、デスクワーク中の繰り返し動作で筋肉が容易に疲労し、
それが慢性的な痛みや不快感につながってしまうのです。
特に、肘を支える筋肉が弱い場合、
タイピングやマウスの操作などの動作が繰り返されることで筋肉が疲労しやすくなります。
また、筋肉のバランスが悪いと、特定の筋肉や腱に偏った負荷がかかり、これが痛みを引き起こすこともあります。
デスクワークでは、肘だけでなく、肩や背中、手首など、体のさまざまな部分が影響を受けます。
そのため、全体的な筋力を高めることが、肘の痛みを防ぐためには重要です。
解決策
ところで、デスクワークでは肘だけでなく、肩や背中、手首など、体のさまざまな部位に影響が及びます。
ですから、全身の筋力を高めることが、肘の痛みを予防するためには重要なのです。
そこで、皆さんにおすすめなのが、定期的な筋力トレーニングです。
特に肘周辺の筋肉を鍛えるトレーニングに取り組むことが大切になります。
例えば、手首のカールや前腕のストレッチ、エルボーエクステンションなどがあげられます。
手首のカール
手のひらを上に向けてダンベルを持ち、手首をゆっくりとカールさせます。
これを10回から15回繰り返し、3セット行います。
前腕のストレッチ
手のひらを下に向けて腕を伸ばし、反対の手で指先をゆっくりと後方に引きます。
これを左右の腕でそれぞれ20秒間行います。
エルボーエクステンション
背筋を伸ばして座り、両手でダンベルを持って頭の上に上げます。
肘を曲げてダンベルをゆっくりと下げ、再び元の位置に戻します。
これを10回から15回繰り返し、3セット行います。
まとめ
これらのトレーニングを習慣化することで、肘の痛みを和らぎます。
加えて、全身の筋力がバランスよく強化されれば、
デスクワーク中の姿勢も改善され、負担が軽減されるに違いありません!
また、筋力トレーニングに加え、柔軟性を高めるストレッチも重要です。
筋肉や腱が柔らかければ、デスクワークの負荷が分散されやすくなり、
痛みのリスクが低減するので、ストレッチを日課に取り入れましょう。
そうすれば、肘の痛みが和らぎ、デスクワークをスムーズにこなせるようになります。
皆さんも、ぜひトレーニングとストレッチに取り組んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
引用文献
・National Institute of Arthritis and Musculoskeletal and Skin Diseases (NIAMS): “What is Tendinitis?” Accessed June 1, 2024. NIAMS Website
・Mayo Clinic: “Tennis Elbow.” Accessed June 1, 2024. Mayo Clinic Website
・American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS): “Elbow Pain and Problems.” Accessed June 1, 2024. AAOS Website