2024.05.17Category: CONTENTSTags:健康無料
【パーソナルトレーナー直伝!】デスクワークで肘が痛い原因①
はじめに
デスクワークをしていると、いつの間にか肘が痛くなっていることがありますよね。
「この痛み、何とかならないの?」と感じている方も多いでしょうか?
デスクワーク中の肘の痛みは、本当につらいものですよね…
たとえば、キーボードを打っているときなどに、しきりに痛みを感じると、作業に集中できなくなってしまいます。
実は、肘の痛みには様々な原因があり、それに対処する方法もいくつかあります。
この記事では、デスクワーク中の肘の痛みの原因を探り、
今すぐできる対策や予防法をご紹介いたします。
肘の痛みを軽減し、快適なデスクワークを実現するためのポイントを一緒に見ていきましょう!
長時間の同じ姿勢
この肘の痛みには、大きく分けて2つの原因があります。
1つ目は、長時間同じ姿勢を続けてしまうことです。
姿勢が悪ければ悪いほど、肘への負担が高くなり、痛みを引き起こしやすくなるのです。
また、同じ態勢でいると、筋肉が硬直し、血行不良になりかねません。
すると、疲労物質がたまって炎症を起こしてしまう恐れがあります。
解決策
この問題を解決するためには、定期的に姿勢を変えたり、ストレッチをするようにしましょう!
まずは、こまめに休憩を取り、ストレッチを心がけることが何よりも大切になります。
例えば、1時間に1回くらいのペースで立ち上がり、軽くストレッチをするというのはどうでしょうか。
そうすれば、筋肉の緊張がほぐれ、血流も良くなって、痛みが和らぐはずです。
不適切なデスク環境
2つ目の原因は、デスク環境が適切でないことです。
デスクや椅子の高さやキーボードやマウスの位置が合っていないと、
肘や腕に余計な負担がかかり、痛みの元になってしまいます。
例えば、デスクが高すぎると腕を上げた状態になり、低すぎると前のめりの姿勢となってしまいます。
どちらも肘への負荷が高くなるのです。
解決策
この問題を解決するには、まずデスクと椅子の高さを適切に調整することから始めましょう。
肘が90度に曲がる高さに設定するのが理想的です。
次に、キーボードやマウスの位置を見直し、腕を無理なく伸ばせる場所に置きます。
キーボードは、腕を自然に伸ばした状態で指先が届く位置に配置し、
マウスはキーボードのすぐ横に置いて、腕を動かさずに操作できるようにします。
また、椅子の高さも、足が地面にしっかりとつき、膝が90度に曲がる高さに調整することが重要です。
特に、人間の体の構造から考えられた、
エルゴノミクスデザインのキーボードやマウスを使用することも、
肘への負担を軽減する効果があります。
最後に、モニターの位置調整も重要です。
モニターは、目の高さに合わせて配置し、首や肩に負担がかからないようにします。
神戸トレーナー | 最後までご覧いただきありがとうございました! 今回ご紹介した解決策を行うことで、全身の姿勢が改善され、肘への負担も軽減されるのでぜひ試してみてください! |
引用文献
・Mayo Clinic: “Tennis Elbow.” Accessed June 1, 2024. Mayo Clinic Website
・American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS): “Elbow Pain and Problems.” Accessed June 1, 2024. AAOS Website
・Ergonomics Society: “Ergonomics in the Workplace.” Accessed June 1, 2024. Ergonomics Society Website