2025.06.25Category: CONTENTSTags:小学生無料
かけっこが得意な子はここが違う!速く走るための体の使い方とは

「どうしてあの子は、あんなにかけっこが速いの?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
運動が得意な子とそうでない子の違いは、じつは生まれつきではなく、
“フォーム”や“姿勢”などの体の使い方が大きく関係しています。
でも、大丈夫です!
本記事では、
〇 かけっこが速くなる子の体の使い方とは?
〇 速く走るために家庭でできる練習法
〇 フォーム改善に効果的な声かけや工夫
について、わかりやすく解説しています。
どれも今日からすぐに始められる内容ばかりです。
読み終えたあとには「これならできそう!」と前向きになり、
お子さんの成長を後押しできるヒントがたくさん見つかるはずです。
目次
かけっこが速くなるフォームと姿勢の基本をおさえよう

かけっこが速くなる“体の使い方”教えます!
走りが変われば、子どもも変わる!
速く走るために一番最初に見直したいのが、フォームと姿勢です。無理に足を速く動かしても、体の使い方に無駄が多ければスピードは上がりません。
ここでは、正しい走り方の「型」となるフォーム、そして地面からの力をしっかり受け止める姿勢の作り方を紹介します。子どもでも理解しやすく、実践しやすいポイントをわかりやすく解説していきます。
正しいフォームとは?走りのバランスを整える基本姿勢
正しく走るためには、「姿勢」「腕の振り」「足の着地」の3つを意識するのが効果的です。
1. 姿勢 ——「まずは“体の軸”をまっすぐに」
—— 姿勢って、そんなに大事なんですか?
とても大事です。走るときの土台なんですよ。
背筋をのばして、視線はまっすぐ前を向く。これだけで重心が安定して、体がブレにくくなるんです。
2. 腕の振り ——「脚と連動していることを意識して」
—— 腕って、そんなに走りに関係あるんですか?
実はあります。肘を少し曲げて、前後にしっかり振ると、自然と足の運びも良くなります。
腕を振ることで、体幹も使えるようになり、バランスも整いやすくなるんですよ。
3. 足の着地位置 ——「“真下”を意識するとスピードが出る!」
—— 足の位置も気をつけた方がいいんですね?
そうです。理想は“体の真下”に着地すること。
前に出しすぎると、着地がブレーキになってしまって、スピードが落ちてしまいます。
※これら3つを意識するだけで、走りの質は大きく変わります。
少しずつでOKなので、日々の練習で取り入れてみてください!
▶合わせて読みたい
正しいフォームを知るだけで変わる!誰でも速く走れるようになる理由 | コンテンツ|品川Body Design Studio ASK
参考リンク
・運動会かけっこで速く走るコツはこれ!
https://nagano-etude.com/archives/11237
スタートと加速でスピードアップを狙う方法
かけっこで勝つために重要なのが、スタートから加速の流れをいかにスムーズにできるかという点です。最初の数歩でスピードに乗れるかどうかが、全体の順位に直結します。
この章では、反応の速さを引き出すスタートダッシュのポイントと、足の置き方やリズム感を活かした加速方法を紹介します。少しのコツで「出遅れない子」に変わるヒントが満載です。
スタートダッシュが9割?一歩目で差がつく理由
スタートの一歩目は、かけっこのスピードを左右するカギ!
この一歩で加速できるかどうかが、その後の走り全体に大きく影響します。
〇 正しい構え+前傾姿勢でスタンバイ
→ 重心を少し前にかけると、自然に体が前へ押し出される
→ 反応も早くなり、スムーズなスタートにつながる
✖ 重心が後ろに残っている
→ スタート時に「一瞬のためらい」が生まれる
→ 反応が遅れて、前半で差がついてしまう
スタートダッシュで差をつけたいなら、
まずは「構え方」と「重心の置き方」から見直してみましょう!
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実際、足が遅いと感じている子の多くは、この「構え方」や「最初の1歩」の意識が不十分なことが多いのです。 |
スタートを強化するには、「構え方」「意識づけ」「繰り返し練習」の3つが大切です。
STEP 1:練習のしかた
・10mのダッシュを繰り返す
・「よーい、ドン!」で一気に前へ
・毎回、姿勢を確認して走る!
STEP 2:スタート時のポイント
・背中を丸めず、軽く前傾姿勢
・重心はかかとではなく“つま先”に
・スタートの瞬間は、地面を力強く蹴る!
STEP 3:継続が力になる理由
・小さな積み重ねが、大きな成果に
・毎日続けることで自然と速くなる!
まずは毎日2〜3本でもOK。フォームを意識して続けていけば、走るのがきっと楽しくなります!
加速を生む「足の置き方」と「リズム感」
加速を高めるポイントは「足の着地位置」「腕の使い方」「リズム感」の3つです。
①足は体の真下〜やや後ろに着地すると、ブレーキがかかりにくくスムーズに加速できます。
②腕はしっかり後ろに引くと、足も前に出やすくなり、全身の動きが連動します。
③縄跳びやスキップなどの運動遊びで、自然とリズム感や体の連動性が養えます。
トレーニングが苦手な子どもでも、遊び感覚で取り組むことで基本が身につきやすくなります。
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加速を引き出すスタート練習のコツ。スタートは『低い姿勢+リズム』がカギです。腕をしっかり振って一歩目で勢いを出せるよう、短距離の反復練習がおすすめです |
かけっこが速くなる!家庭でできるおすすめ練習法
「走るのが速くなりたい!」という気持ちを育てるためには、技術だけでなく「楽しく続けられること」も重要です。ここでは、家庭の中でも気軽にできて、子どもが前向きに取り組める実践的な練習方法を紹介します。
親子で楽しめる!ゲーム感覚でできる練習例
「かけっこが速い子は、運動センスがあるから?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、“楽しく続けられる練習”が、速く走れる子を育てているんです。
①共通する練習スタイル
〇 遊び感覚で夢中になれる(自主性が高まる)
〇 家族と一緒にやることで楽しく続けられる(継続力がつく)
②共通する心の状態
〇 「もう一回やりたい!」と思える(モチベーションが続く)
〇 「できた!」という成功体験で自信がつく(ポジティブ思考)
楽しい練習が「やらされる運動」から「自分からやりたくなる運動」に変わり、結果的に運動能力の向上につながります。親子で笑いながら続けることが、最大のポイントです。
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親子でできる継続練習のポイント。子どもは“遊びの中の学び”が得意です。ルールが簡単で、成功体験が積みやすい練習ほど長続きしやすいですよ |
動画やグッズを活用してフォームを確認・改善しよう
🎬【フォームを確認!スマホ動画でチェック】
スマホで自分の走る姿を撮影すると、「ここが曲がってる!」「姿勢が前のめりかも」と、改善ポイントがすぐにわかります。子ども自身が変化に気づけるのも◎!
🎯【リズム感アップ!ラダーでステップ練習】
ラダーを使ったステップトレーニングは、ゲーム感覚で楽しく取り組めます。リズム・バランス・ステップ力が自然と身につき、走りの動きがスムーズに。
💨【推進力アップ!ミニハードルでジャンプ】
ミニハードルを飛び越える練習は、脚の上げ方がよくなり、前に進む力もアップ。おうちや公園でも手軽にできるのが嬉しいポイント!
※動画で自分の動きを“見える化”し、遊び感覚でグッズを使えば、練習のやる気もUP!おうちでも楽しくスピードアップを目指しましょう。
▶合わせて読みたい
運動が苦手でも大丈夫!走るのが速くなる子には“ある共通点”があった | コンテンツ|品川Body Design Studio ASK
▶参考リンク
・自宅で練習できる!かけっこで速く走れるようになるトレーニング方法
https://www.dream-coaching.com/magazine/sprint/kakekko-article33/
まとめ
かけっこで速く走るためには、正しいフォームや姿勢が基本です。
体の使い方やリズムを意識すれば、スピードアップとケガ予防につながります。
ただし、何より大切なのは「できた!」という子どもの成功体験と自信。
無理に速さを求めるのではなく、楽しみながら取り組める環境が成長を支えます。
親子で楽しみながら続けることが、最終的に“走るのが得意な子”を育てるカギとなります。
小学生も体験受付中です。お待ちしております!
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