2025.06.19Category: CONTENTSTags:無料

家でできる!小学生のかけっこ練習メニュー【毎日5分でOK】

「子どもの運動会までにかけっこを速くしてあげたい」「でも習い事や仕事で忙しくて、まとまった時間がとれない」そんな悩みを抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。

しかし実は、かけっこの上達には長時間の練習は必要ありません。なぜなら、毎日たった5分の自宅練習でも、正しい方法で続ければ着実にスピードアップが期待できるからです。また、特別な道具や広いスペースも不要で、リビングや玄関先などの狭いスペースでも十分に効果的な練習ができます。

そこで今回は、

◎忙しい家庭でも無理なく続けられる!

◎短時間でも確実に成果が出る!

そんな小学生向けの実践的なかけっこ練習方法をお伝えします! ぜひ親子で楽しみながら取り組んでみてください。

小学生かけっこが速くなる!基本の3つのポイント

まずは、速く走るための基本的なフォームを理解することが重要です。小学生でもすぐに意識できる、3つの大切なポイントを押さえましょう。

①正しい姿勢を作る

速く走るための第一歩は、正しい姿勢づくりになります。背中をまっすぐに伸ばし、やや前傾姿勢を保つことで、地面を強く蹴る力が生まれることで、推進力がアップします。

一方、多くの子どもが陥りがちなのが、猫背や腰が曲がった状態での走行です。この姿勢では地面をける力が分散してしまい、せっかくの力が無駄になってしまいます。そのため、練習時は「胸を張って、少し前に体を傾けて」という声かけを心がけ、正しい姿勢を身につけさせましょう。

また、家庭での練習では、鏡の前で走るフォームをチェックしたり、保護者が横から姿勢を確認してあげることで、正しい姿勢を覚えやすくなります。たとえば、お風呂の前にある大きな鏡を使えば、毎日の習慣として自然に取り入れられますね。

②目線の使い方をマスターする

目線の使い方も、速く走るための重要な要素になります。

 ①スタート時は足元の3歩先を見る! ②だんだんに目線を上げていく

これにより、自然と前傾姿勢を保ちやすくなり、加速力が高まります。

ところが、多くの子どもは走っている最中に目線が定まらず、上下に揺れてしまいがちなんです。しかし、正しい目線の使い方をマスターすることで、体のブレが減り、エネルギーロスを防げます。

鈴木トレーナー

そこで、練習時は「最初は近くを見て、だんだん遠くを見よう」という分かりやすい指導で、子どもに目線の使い方を教えてあげてください。具体的には、リビングから廊下へ向かって走る練習なら、最初はスリッパを、次に廊下の奥にある時計を見るといった具体的な目標があると分かりやすいでしょう。

 

③腕の振り方で差をつける

腕の振り方は、足の動きと直結する重要なポイントです。前への振りはコンパクトに、後ろへは大きく引くことで、脚の回転が速くなります。そして、スピードアップに繋がります。

実際、「腕を速く振れば足も速く動く」という動きを子どもに教えることで、より効率的な走り方を身につけることができるんです。なぜなら、腕振りの練習は室内でも十分にできるため、毎日の習慣として取り入れやすい練習の一つになるからです。

さらに、練習時は大きな鏡の前で、正しい腕の振り方を確認しながら行うと効果的でしょう。また、お気に入りの音楽に合わせて腕振りの練習をすることで、子どもも楽しく取り組めます。

自宅トレーニングにおすすめの練習メニュー5選

ここからは、自宅で簡単にできる効果的な練習メニューを5つご紹介しましょう。どれも短時間で取り組めて、継続しやすいものばかりです。

☑つま先ジャンプ – バネのある足づくり

つま先ジャンプは、速く走るために必要な「バネのある足」を作る基礎練習になります。

まっすぐな姿勢を保ったまま、つま先だけでリズミカルにジャンプを繰り返してください。

この練習により、ふくらはぎの筋肉が鍛えられ、地面を蹴る力が向上します。同時に、足首のやわらかさも高まり、より効率的な走りが可能になるんです。

練習方法は非常にシンプルです。

①その場で30秒〜1分程度、つま先でぴょんぴょんと跳ぶ! 基本はそれだけです!

②慣れてきたら跳ぶ回数を増やしたり、前後左右に移動しながら跳んだりと、バリエーションを加えることでより効果的な練習になります。

たとえば、畳1枚分のスペースで十字に移動しながら跳ぶ練習なら、狭いお部屋でもできますね!

☑なわ跳び – 体幹とリズム感を強化

なわ跳びは、体幹を鍛えながらリズム感も養える一石二鳥の練習です。両足でリズミカルに跳ぶことで、体幹が強化されます。その結果、走行時のバランスや着地の安定性が向上するんです。

最初は両足跳びから始めてください。慣れてきたら片足跳びや交互跳びなど、さまざまなパターンに挑戦してみましょう。特に片足跳びは、走る時に必要な片足での着地とバランス感覚を養うのに効果的なんです。

また、なわ跳びは室内でも屋外でもできる手軽な練習で、雨の日の練習としても最適でしょう。1回の練習で2〜3分程度行えば十分な効果が期待できます。100円ショップで買えるなわでも十分効果がありますので、気軽に始められますね。

☑スキップ – 全身の協調性を高める

スキップは、全身の協調性を高める優れた練習方法になります。腕と脚をリズム良く連動させてスキップすることで、体をうまく使う感覚が身につきます。そして、走行時の効率的な動きに繋がるんです。

★スキップの練習では、高く跳ぶことよりも、腕と脚のタイミングを合わせることを重視してください。

リズミカルに、楽しく行うことで、子どもも自然と正しい動きを覚えていきます。

さらに、廊下や玄関先などの限られたスペースでも十分に練習できるため、毎日の習慣として取り入れやすい練習の一つです。左右の足でバランス良くスキップできるよう、両方向での練習も忘れずに行いましょう。洗面所から玄関まで往復スキップするだけでも、立派な練習になりますよ。

☑スタートダッシュ反応練習 – 素早いスタートを身につける

かけっこで重要なのは、スタート時の反応速度です。保護者が「よーい、ドン!」の合図を出し、子どもが素早く反応してスタートを切る練習を繰り返しましょう。

この練習では、おもちゃやカードを使ってランダムに指示を出すことで、より実戦に近い形での反応練習ができます。

★たとえば、赤いカードを見せたらスタート、青いカードなら待機など、ゲーム感覚で取り組むことで子どもも飽きずに続けられますよ!

また、反射神経の向上だけでなく、集中力も鍛えられるため、総合的な運動能力の向上にも繋がります。毎回5〜10回程度の練習で十分な効果が期待できるんです。

☑家の中で腕振りフォーム練習 – 正しい動きを定着させる

腕振りは、走りの基本となる重要な要素になります。室内でも十分に練習できるため、毎日の習慣として取り入れやすい練習でしょう。

大きな鏡の前やスマートフォンの動画撮影機能を使って、自分の腕振りフォームを客観的に確認しながら練習してください。正しい動きを視覚的に理解することで、より効果的にフォームを身につけることができます。

難しいときにはこちらの動画をご参照ください!

 

青島トレーナー

練習時は、前への振りはコンパクトに、後ろへの振りは大きくという基本を意識させてください。そして、リズミカルに腕を振る練習を1〜2分程度行います。テレビのCMの間だけ腕振り練習をする、といったルールを作ると続けやすいですね。

 

小学生の自宅トレーニングで注意すべきポイント

効果的な練習を行うために、いくつかの注意点があります。

★多様な運動を経験させる重要性

小学生の時期は、かけっこだけでなく、さまざまな運動を体験することが重要なんです。この時期に多様な動きを経験することで、総合的な運動能力が向上し、将来的なスポーツ活動の土台となります。

かけっこの練習と合わせて、

◎ボール遊び

◎鬼ごっこ

◎ダンス

などなど、遊び感覚で楽しめる運動も積極的に取り入れましょう。バランス良く体を動かすことで、かけっこの能力向上にも相乗効果が期待できるでしょう。

★安全面への配慮

家庭での練習では、安全面への配慮も忘れてはいけません。練習前には必ずスペースの確保と安全確認を行い、けがのリスクを最小限に抑えてください。

また、子どもの体調や疲労度に合わせて練習内容を調整し、無理をさせないよう注意が必要になります。楽しく安全に練習を続けることが、長期的な成長に繋がるんです。

さらに、床が滑りやすい場合は滑り止めマットを敷いたり、家具の角にクッションを貼ったりといった工夫も大切でしょう。何よりも「楽しく安全に」が一番のポイントです。

 

 

まとめ:毎日5分でかけっこレベルアップ!

忙しい現代の家庭でも、ちょっとした工夫と継続的な努力により、子どものかけっこ能力を確実に向上させることができるんです。

今回紹介した練習メニューは、どれも自宅で簡単にできるものばかりになります。特別な道具や広いスペースは必要なく、毎日5分の短時間でも着実に効果が現れるでしょう。

大切なのは、子どもが楽しみながら取り組める環境を作ることなんです。保護者の温かい声かけとサポートがあれば、子どもは自然と練習に取り組むようになります。

ぜひ今日から親子で一緒に、楽しいかけっこ練習をスタートしてみてください。継続は力なり。毎日の小さな積み重ねが、きっと大きな成果となって現れることでしょう。運動会での子どもの笑顔を想像しながら、今日から5分間の練習を始めてみませんか?

小学生からでも体験受け付けております! お気軽にご連絡ください!

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