【メディア】anan企画　盛山晋太郎様ダイエット企画サポート

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こんにちは、 studio ASK代表の神戸です。

雑誌ananのボディメイク企画
「見取り図　盛山のananへの道〜Road to anan〜」
100日間に渡り食事とトレーニングのサポートをさせていただきました。

・体重101.8kg→85.1kg
・ウエスト111cm→96cm
という素晴らしい結果を叩き出して下さいました。

トレーナー目線からこの企画を振り返ってみたいと思います。

結果の様子（TikTok）

顔合わせと評価
見立て
実践の日々！
終えて感想
私の感じた盛山さんの凄いところ

顔合わせと評価

　まず、初回顔合わせ。そして評価とプログラムデザイン（食事、運動、休養の計画）を行いました。
特に重要なのは初めのカウンセリングです。ここで50%は勝負が決まります。

ダイエットというものは面白いもので「わかっていても出来ない」ということがあります。何故ならば、運動はめんどくさく感じるし、食事は好きな物を好きなだけ食べたいと思うのが人の心だからです。

そう言った人の心にいかに寄り添いながら、要望を聴く、そしてやるべき事とのギャップを詰めながらベストなストロークをすることです。

まず、105kg→88kgが盛山さんの目標設定でした。
そこで私が評価したのが「腹部メジャー測定」と「腹部キャリーパー測定」です。
体脂肪率も参考までに測定していますが、微弱電流を用いた体脂肪測定は誤差が大きく計画の進捗管理に悪影響を与えます。よって、誤差が少ないメジャーを使った腹部の周囲計、キャリパーを使った腹部の皮下脂肪厚を測定しました。これらにより、正確な体脂肪の減少を見ることができます。

見立て

　で、実際にどうだったの？？と気になるところですが盛山さんのスタート時の見立ては以下の様になっております。

『身体』
体脂肪 : 皮下脂肪が非常に多い。内臓脂肪はやや少なめ。
筋肉 : 上半身と体幹はやや少なめ。下半身はやや強め。関節可動域は低め。

『メンタル』
経験 : 過去にダイエット経験あり。間違った方法と辛いトラウマが記憶されていてダイエットに及び腰。
潜在 : ここは私がとやかく言うことでもありませんが、一流芸人としてのやり抜く強い意志を感じました。
嗜好 : 甘いもの好き（チョコなど）、酒好き、タバコ好き。

『スキル』
食事 : 自炊スキル、外食選択スキル、栄養計算スキル、全て０に等しく、1から指導が必要。
運動 : サッカーを定期的に行う。しかし、体の動かし方やトレーニングスキルは０でした。
メンタル : ここは恐らくですが、辛さを緩和させるスキルは高いと思います。

これらを総合して以下の様な方針でメゾサイクルを立てました。
・長期間の糖質制限はメンタル的にも技術的にも難しい。
・前半戦は脂質制限で十分に落とせる。
・運動スキルが無いため筋肉量が低下しやすいはずなので、前半戦はトレーニングフォームの徹底習得のために高頻度での実施。
・自由に食べれる開放日は下手に入れずに秩序を保つのがモチベーションを維持しやすい。
・食事は飽きさせない様に1週間単位のメゾサイクルを起用。

他にも細かい摂取カロリー計算、PFC比の計算、運動消費カロリー計算などもありますが大まかな方針はこの様になっています。

実践の日々！

　初回トレーニング指導からスタートしました。トレーニングメニューは上半身と体幹が９割、下半身１割にしました。
何故ならば、
・身長もあり、体脂肪もあるため体重が重く、サッカーや日常生活である程度鍛えられていて元から強い。
・運動スキルが低い内に無理に行うと股関節や膝関節を怪我しやすい。（実際に初めて1ヶ月くらいにサッカーでふくらはぎを肉離れされていました。少し体が軽くなって動け過ぎたのだと思います）
・撮影で大切な上半身にプライオリティを置きたかった。
・キツ過ぎるトレーニングでモチベーションを下げたくなかったから。

などの理由があります。
ジムで行うウエイトトレーニング、自宅で行える自重トレーニングのメニューを作成して月に1度のペースでパーソナルトレーニングを行いました。

残りはLINEで食事のアドバイス、トレーニング動画を送ったり。と遠隔での支援となりました。
とにかくこのLINEでのやり取りが濃かった。。
付き合いたてのカップルのごとく毎日数回に渡り、連絡を重ねて、私のお伝えできる知識と技術を可能な限り伝えさせて頂きました。