2025.06.22Category: CONTENTSTags:無料

運動が苦手でも大丈夫!走るのが速くなる子には“ある共通点”があった

「うちの子、運動が苦手で、走るのも遅くて…」
そんな悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。

たしかに小学生のお子さんですと、
「自分は走るのが遅い。運動会や体育の授業がつらい..」
と、本人も気にしている場合がほとんどなので、保護者としては胸が痛みますよね。

でも大丈夫です!

鈴木 トレーナー

運動が苦手な小学生でも、正しいアプローチと環境があれば、

“走る力”は確実に伸ばせます!

本記事では、

〇 走るのが速い子の特徴
〇 苦手意識を克服するためのかけっこの練習方法
〇 ご家庭でできるサポートや声かけのコツ

を、具体的に紹介します。

読み終えたあとには、「うちの子でもきっと変われる」と前向きな気持ちになれるはずです。
今日から取り入れられるヒントがたくさん詰まっていますので、ぜひ最後までご覧ください!

運動が苦手な小学生に共通する特徴とは?

「運動が苦手」と感じる子の心理的な背景

小学生が「運動が苦手」と感じる背景には、
「成功体験の少なさ」や「人と比べられることへの不安」があります。

たとえば、
「かけっこでいつもビリになる」
「ボールを取れなくてからかわれた」

こうした体験があると、
「どうせできない」
「もう体育はやりたくない」

そんな風に、感じてしまいます。

鈴木 トレーナー

特に、真面目で繊細な子ほど

・ミスや失敗を気にしやすい
・失敗を避けようと消極的になる

そのような傾向があります。

つまり、運動の苦手意識は、技術の問題だけでなく“心のハードル”も大きく影響しているのです
だからこそ、まずは気持ちに寄り添う声かけや、小さな成功体験を重ねることが大切です。

走ることを嫌がる理由は?親が気づきにくいポイント

「うちの子、なぜか走るのを嫌がるんです」
と相談されることがよくあります。

小学生が走ることを嫌う理由は、先ほど述べた、運動が苦手な子の心理的背景に共通する部分があります。

✖ 走り方を「友達に笑われた」
✖ すぐに疲れてしまって「バテるのが怖い」
✖ フライングしたのを「先生に注意された」
✖ 体型を周りと比べられるのがつらい

こういった、本人にとってつらかった経験が背景にあることも多いのです。

ですので、まず親がすべきなのは、
子ども自身が感じている“心の壁”を理解してあげること。

それが、かけっこ克服の第一歩になります。

実は伸びしろ大!運動が苦手な子の可能性を広げるには

苦手意識をなくす声かけ・接し方の工夫

子どもが運動に対して前向きになれるかどうかは、周りの大人の声かけが大きく関わります!
大切なのは、「できるようになるプロセス」に目を向ける声かけです。
たとえば、

〇「さっきよりも腕がしっかり振れてたね」
〇「最後まであきらめなかったの、偉かったね」
〇「この前よりも、足の動きがスムーズだと思ったよ」

このように、小さな変化や努力に気づいてあげると、子どもは「自分でもできるかもしれない」と感じはじめます。
運動が苦手な小学生ほど、こうした“認められる体験”が少ないため、自信が育ちにくい傾向があるのです。

鈴木 トレーナー まずは、
“親がいちばんの応援団” であることを伝えてあげましょう!

成功体験を積ませると走るのが好きになる理由

「できた!」という成功体験は、運動の苦手意識を克服するための最強の武器です!
小さな“できた”を積み重ねることが、次の挑戦につながります。

〇「スタート姿勢がきれいにできた」
〇「腕を意識して振れた」
〇「昨日よりちょっとだけ速く走れた」
〇「今日は転ばずに最後まで走れた」

こうした小さな変化を褒めて、達成感を感じさせる工夫が大切です。
かけっこ克服には、記録や順位よりも“自分の変化”に注目させることが効果的なのです。

走ること=楽しい、というイメージを持てるようになると、子どもは自然と運動に前向きになります。
そうして、子どもが自ら走りたくなる気持ちを育てていけると、自然とフォームも改善されていきますよ。

 

走るのが速い子の特徴とは?運動が苦手な小学生にも共通点はある!

「速く走れる子」の体の使い方・考え方の共通点

「走るのが速い子って、生まれつき運動神経がいいだけじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
ここでは、『速く走る子どもたちに共通する“体の使い方”や“考え方”』について、お話します。

①共通する体の使い方
〇 体をまっすぐに保ちながら、スムーズに前へ進める(体幹がしっかりしている
〇 リズムよく足を運ぶ力がある(必要な筋力とリズム感がある

②共通する考え方
〇 「失敗してもいい」と思っている(柔軟なメンタル
〇 「自分は走れる」という自信がある(ポジティブ

実は、これらの身体の使い方・考え方はいずれも、生まれつきの才能だけではなく、
あとからの積み重ねで身につけられる要素ばかりなんです。

たとえば、こんな練習をしてみましょう。

ぜひ、続けてみてくださいね!
足の速さは、“生まれつきのセンス”だけでは決まりません。

吉野 トレーナー 必要なトレーニングを理解し、継続して努力することで、
「うちの子変わったな!」と実感できるようになりますよ。

姿勢・腕振り・足の運び方に注目!

走り方を改善するには、「姿勢」「腕の振り」「足の運び」の3つを意識するのが効果的です。

✅ 姿勢:背中が丸まっていたり、頭が下がっているとスピードが落ちます。
✅ 腕振り:前後にしっかり振ることで、体全体のバランスが整います。
✅ 足の運び:重心をスムーズに前へ運ぶためには、膝を上げる意識がポイントです。

これらは特別な道具や施設がなくても、日々の遊びやちょっとした練習で改善できます。

さきほど紹介した「壁押し姿勢チェック」や「スキップ」などは、自然とフォームを整える練習になるので、運動が苦手な子には本当におすすめですよ。

かけっこ克服のカギは“フォーム”と“楽しさ”

苦手な子にこそ試してほしい走り方のコツ

かけっこが苦手な小学生にいきなり「フォームを直そう!」と言っても、子どもはピンときません。そんなときは、子どもがイメージしやすい言葉で伝えてみましょう
たとえば、

〇「スタートのときはロケットのように前を向いてね!」
〇「腕を電車みたいにシュッシュッと動かそう!」
〇「かかとじゃなくてつま先で着地してみよう!」

こんなふうに伝えると、自然と体の使い方が変わってきます。
運動が苦手な子でも、自分のペースでコツを体に覚えさせていくことが、かけっこ克服の第一歩です。

ゲーム感覚で楽しめる練習メニュー3選

かけっこの練習は、楽しくなければ続きません。そこでおすすめなのが、ゲーム感覚で取り組める練習です。

①「じゃんけんダッシュ」:勝ったらスタート!反射的に走る力がつきます。
②「色タッチゲーム」:指定された色のアイテムまで走ってタッチ!瞬発力UP。
③「風船リレー」:風船を落とさないように走るゲームでバランス感覚を鍛えます。

青島 トレーナー 楽しみながら身につくのが一番!
運動が苦手な子にもピッタリの練習ですね。

家庭でできる!運動が苦手な小学生を伸ばすサポート法

毎日の生活に取り入れたい簡単トレーニング

いきなり難しい運動や長時間の練習から始めると、やっぱり挫折してしまうかも…
運動が苦手な小学生は、まず「体を動かすことに慣れる」ことから始めましょう!

おすすめは、家の中や通学前後のスキマ時間にできる短時間メニューです。
ちょっとした動きの積み重ねで「走る力」を育てていきましょう。


〇 かかとをつけずにその場ジャンプ×10回
 → 足のバネを育て、スタートダッシュが軽くなります。
〇 壁押し姿勢で10秒キープ(1日2〜3回)
 → 体幹や正しい姿勢の感覚が身につきます。
〇 階段の上り下りを意識してやってみる
 → 太ももの筋力やバランス感覚が鍛えられます。

吉野 トレーナー 保護者さんもぜひご一緒に!
壁押し姿勢なんかは、慣れてないと結構プルプルきて、体幹を意識できますよ!

 

 親子でできるコミュニケーション&励まし方

「運動が苦手 小学生」と検索するような保護者の方は、すでに子どもの可能性を信じている人だと思います。
ぜひその気持ちを、日々の声かけと関わりで形にしていきましょう。

☆「がんばったね!」ではなく、「よく気づいて動けたね」と“具体的に”褒める
☆ 練習に付き合うときは「競争」より「協力」モードにする
☆ 上達したらシールやカレンダーで“見える化”して一緒に喜ぶ

こうした関わり方を続けることで、子どもは「自分にもできるんだ」という気持ちを育てていきます。
親子で笑い合いながら取り組む経験は、単なる運動以上に大切な“自己肯定感”を育てるきっかけになりますよ。

【まとめ】運動が苦手な小学生でも“走る力”は必ず伸ばせる!

どんなに運動が苦手な小学生でも、
「走るのが楽しくなった!」
「前より速くなった!」
と、感動できる力を持っています。

大切なのは、「できない」ことに注目するのではなく、
できるようになった小さな変化に気づき、それを一緒に喜ぶこと。
そして、子ども自身が「もっとやってみたい」と思えるような関わり方や練習方法を選んでいくことです。

子どもの成長は一人ひとりペースが違います。
少しずつ一歩ずつ進む姿を信じて待つことが、実はいちばんの近道だったりします。

運動が苦手な小学生が、自分のペースで「楽しい」「できた」を重ねていけるますように。
この記事がその最初の一歩になればうれしいです。

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