2025.07.19Category: CONTENTSTags:無料

正しいフォームを知るだけで変わる!誰でも速く走れるようになる理由

「頑張っているのに、どうして速くならないんだろう…」
そんな風に感じている小学生と保護者の方へ。

鈴木 トレーナー

最も大切なのは、
正しいフォームを知っているかどうかです!

フォームを見直すだけで、かけっこでグッと差がつきますよ。

この記事では、「足が遅い 原因」や「速く走る コツ」をわかりやすく解説し、家でも簡単にできる練習方法や、親子で取り組めるトレーニングも紹介します!

読み終わるころには、なぜ速くなれなかったのかがクリアになり、今日からできることがしっかり見えてきます。
お子さんの「走るのが楽しい!」という気持ちを引き出すヒントがきっと見つかりますよ!

正しいフォームを身につける理由とは?小学生のうちに整えたい基本

フォームがもたらす“速さと安全”の両立

走るのが苦手な小学生にとって、「正しいフォーム」を身につけることはとても重要です。
なぜなら、フォームが良くなることで、単純に足が速くなるだけでなく、転倒やケガのリスクを減らすこともできるからです。

無理なフォームで生活していると、姿勢やバランスが崩れ、その分無駄な力がかかってしまい、疲れやすくなります。

だからこそ、小学生のうちに基本を身につけておくことは、今後どんなスポーツに取り組むときにもプラスになります。
正しい走り方は、ただの体育の課題ではなく、子どもが「安心して」「楽しく」運動に取り組むための土台なのです。

足が遅い原因はフォームのクセに?原理を解説

「うちの子はがんばっているのに全然速くならない…」と感じているなら、まず疑ってほしいのがフォームのクセです。

たとえば、

✖ 体が後ろに反っている
✖ 腕を横に振っている
✖ 足を引きずるように走っている

こんなふうに走っていると、本来の力が発揮できず、スピードも出ません。

そこで、前に進む力をムダなく出せる正しいフォームがコチラ!

〇 背筋をまっすぐ伸ばす
〇 腕は前後に大きく振る
〇 脚は地面を強く押すように使う

これらを意識するだけでも、走り方に変化が出てきます。
特に小学生は、動きが定着しやすい時期なので、早めにフォームを整えることで、自然と足が速くなる土台ができます。

小学生が取り組みたいフォーム改善のポイント

まずは姿勢のチェックから!

速く走るためには、まず「姿勢」がとても大事です。以下のポイントに注意しましょう。

✅背筋がまっすぐ伸びていること
猫背になっていると前に進む力が弱まり、体が上下に揺れてしまいます。

✅顔が前を向いていること
下を向いていると呼吸がしづらくなり、視線が定まらず走りにブレが出ます。
そこで、理想なのは、視線を10~15メートル先に置くことです。
こうすると体の軸が安定し、自然と効率的なフォームになります。
(車を運転するときと同じですね)。

このように、背筋と目線を意識するだけで、フォーム全体が整ってくるのです。

吉野 トレーナー

自宅でチェック!「壁に背中をつけて立ってみて!

 

かかと、おしり、肩、後頭部が、壁に軽くつくようであれば、
きれいな直立姿勢ができています。

 

腕振りと脚のスイングの正しい使い方

脚ばかりに注目しがちだけど、実は“腕振り”が走りのカギなんです
これは多くのコーチやトレーナーが口をそろえて言う言葉です。腕の動きひとつでスピードが大きく変わってきます。

〇 腕振りは、「ひじを軽く曲げて、後ろに引く」
〇 脚のスイングは、「太ももをしっかり上げて、地面を蹴る」意識を持つ

これらの動きは、日常生活ではあまり使わない筋肉を使うので、最初はぎこちなくても大丈夫。
少しずつコツをつかめば、無駄な動きが減り、自然とスピードも上がってきます。

自宅でできる!かけっこ フォーム改善の練習メニュー

家でもできる短時間ドリル3選

【1】壁押し姿勢チェック
壁に手をついて、体を前傾させた状態で片足を上げます。
このとき、背中が丸まったり腰が反りすぎたりしないように、体の軸をまっすぐ保つことを意識して、体幹を整えましょう。

【2】もも上げリズムステップ
リズムよく左右交互にももを上げる練習です。
「1・2・1・2」と声をかけながら、テンポよく行うのがポイント。
脚の回転速度とリズム感を鍛えられます。まずは30秒、頑張ってみましょう!

【3】腕振り練習(イスに座って)
イスに浅く座り、ひじを直角に曲げて腕だけを後ろに大きく振る練習です。
足を使わない分、腕の動きに集中できます。
正しいフォームを体に覚えさせるには、こうしたシンプルな動きの反復がとても有効です。

鈴木 トレーナー

どの練習も小スペース・短時間でできます!
毎日少しずつ続ければ自然と体が覚えてくれます。
フォームが変わった実感を、親子で味わってみてくださいね。

親子でできるペアトレーニング

小学生のお子様の場合、一人で黙々と練習するのは飽きてしまいがちですが、親子で一緒に取り組むと楽しさが倍増します。
やはり親の声かけやサポートがあると、子どもも安心してチャレンジができますね。

【おすすめのペア練習】

腕振りのチェック
親が目の前に立って、「もっと後ろ!」「リズムをキープ!」と声をかけながら腕振りを一緒に確認します。
スマホで動画を撮って一緒にチェックするのも効果的です。

もも上げサポート
横について、左右の動きを見ながら、
「ちょっと高く!」「上半身はまっすぐ!」
そんな風にサポートすると、正しいフォームが定着しやすくなります。

青島 トレーナー 運動が苦手な子どもにとって、
ひとりじゃない」という安心感はとても大きいんです!

足が遅い 原因を見極めて対処する方法

体力不足・筋力バランス・柔軟性のチェック

走り方の改善に取り組む前に、「そもそもなぜ足が遅いのか?」という原因を見極めることが大切です。
小学生の場合、フォームだけではなく、身体の使い方や筋力のバランスが影響している場合もあります。

では、簡単にチェックしてみましょう!

✅片足立ちで5秒キープできるか(体幹とバランス感覚)
✅前屈で指先が床につくか(柔軟性)
✅その場もも上げで30秒間テンポよく動けるか(筋持久力)

これらが苦手な場合、まずは柔軟体操や体幹トレーニング、ジャンプ遊びなどを取り入れることで、土台となる身体づくりができます。

鈴木 トレーナー

フォーム改善と並行して、
子どもの「からだの基礎力」を育てていきましょうね!

心理面(走る恐怖・自信不足)へのアプローチ

子どもによっては「走るのが怖い」「失敗したら恥ずかしい」と感じていることもあります。

このような心理的なブロックが、走りに影響を与えるケースも少なくありません。

親は結果よりも「チャレンジできたこと」を褒めることが大切です。
自己肯定感が高まることで、自然とフォームも良くなり、走りに前向きになれます。

成長段階による体格・発育の影響について

小学生は体格や成長のスピードに個人差が大きい時期です。そのため、筋力や走り方にばらつきが出るのは当然のこと。

焦らず、その子のペースに合わせた練習を心がけることで、体の成長とともに自然と速くなることもあります。

小学生が速く走るコツを身につけよう

テンポよく脚を回すリズム感の鍛え方

リズムよく脚を回す力は、走りのスピードに直結します。

簡単な方法としては、スキップやジャンプを音楽やリズムに合わせて行うことです。
足の回転を速めながらもバランスを崩さずに走れるようになると、より効率よくスピードを上げられるようになります。

呼吸&リカバリー技術でバテにくくなる

走っている途中で息切れしてしまう子どもも多いですが、それは呼吸の仕方が安定していないからかもしれません。

「吸って吐いて」を一定のリズムで繰り返す練習をしてみましょう。
また、走った後のストレッチや水分補給、深呼吸などのリカバリーも大切です。

鈴木 トレーナー

「呼吸」って本当に大切なんです!

疲れを残さず、次の練習につなげるためにもしっかり行いましょう。

速く走れるメンタルの作り方

「どうせ遅いから…」と気持ちが沈んでいると、走るフォームにも影響が出ます。
逆に「速くなれる」と思えることで、姿勢や動きが前向きになります。

親が、
「少しずつでいいよ」
「昨日より1秒でも速くなったね」
そんな風に声をかけるだけで、子どもの気持ちは変わってきます。
心が前を向けば、体もそれに応えてくれるのです。

フォーム改善で得られる成果と親子の変化

運動会で注目される理由と親の喜び

フォームが変わると、自然とタイムも良くなり、運動会や体育の場面で活躍できるようになります。これは、親にとっても、子どもにとっても、本当に喜ばしいことです!

特に「走るのが苦手だった子が頑張って走っている姿」は、周囲の見る目が変わるきっかけにもなります。

怪我予防&体育の授業で自信を持つ効果

無理な走り方をしていると、膝や足首を痛めるリスクもあります。
フォームを改善することで、負担の少ない動きが身につき、怪我もしにくくなります。

また、体育の授業でも「自信を持って走れる」ようになることで、子ども自身のやる気にもつながります。

長期的にスポーツを好きになる基盤づくり

走ることに苦手意識があると、スポーツ全体にネガティブな印象を持ってしまうこともあります。

逆に、
「走るのが楽しい」
「できるようになった!」
という成功体験があれば、他の運動にも前向きに取り組めるようになります。
小学生のうちに良い体験を積み重ねることは、長い目で見ても大切です。

まとめ:正しいフォームがもたらす“変化”とは?

小学生の段階で正しいフォームを身につけておくことは、ただ速くなるだけでなく、自信や前向きな気持ち、そして将来の可能性までも広げてくれます。

この記事では、フォーム改善のポイントや練習メニュー、心理的なサポートの仕方まで、具体的にご紹介しました。

大切なのは、順位や結果だけを見るのではなく、
「昨日より今日」
「前より少しだけ前に進めた」
そうした積み重ねを一緒に喜んであげることです。

今日から少しずつ、フォームを意識した練習を始めてみませんか?
気づいたときには「笑顔で走る」姿が見られるようになっているはずです。

小学生も体験受付中です。ご予約お待ちしております。

 

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