2025.05.09Category: CONTENTSTags:40代ダイエットお酒ダイエット健康夜ごはん栄養管理無料
お酒の温度で太り方が変わる?冷酒vs燗酒、体にいいのはどっち?

「日本酒って、やっぱり太りますか?」
ダイエット中、そんな声をよく聞きます。確かに日本酒は糖質を含み、アルコールという点でも“ダイエットの敵”と見なされがちです。
でも実は、その“飲み方”や“温度”にこそ、大きなヒントが隠されています。
冷酒と燗酒――同じ日本酒でも、体への影響や代謝の働きには明確な違いがあるのです。
この記事では、日本酒が体に与える影響を温度の観点から紐解きながら、太らずに楽しむための具体的な方法をご紹介します。お酒を我慢せずに、無理なく美しくありたいあなたへ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
目次
冷酒と燗酒、実はこんなに違う?
日本酒といえば、キリッと冷えた「冷酒」も、体をじんわり温める「燗酒」も、どちらも魅力的ですよね。ですが、実はこの“温度”の違いが、体に与える影響、そしてダイエットの成功率にまで関係しているのをご存じでしょうか?
普段なんとなく選んでいるその一杯が、代謝や脂肪の蓄積に影響を及ぼしているとしたら…。ここでは、冷酒と燗酒の体への作用や、痩せやすさ・太りやすさの違いを分かりやすく解説していきます。
温度が体に与える影響|“冷やす”と“温める”の差
私たちの体は「体温」によって大きく代謝の状態が変わります。冷たい飲み物を体に入れると、一時的に内臓が冷やされ、血流が滞りやすくなります。すると、脂肪の燃焼効率も落ちてしまうのです。
一方で、燗酒のように温かい飲み物は、内臓をやさしく温め、血行を促進。消化酵素が働きやすくなり、代謝アップや老廃物の排出をサポートしてくれます。とくに女性や冷え性の方は、体を冷やす冷酒よりも、適温の燗酒を選ぶことで体質改善の助けにもなります。
冷酒派・燗酒派で分かれる?ダイエットに与える影響の違い
冷酒と燗酒では、糖質やカロリー自体に大きな差はありません。しかし、飲む温度によって体内での吸収スピードが変わることをご存じでしょうか?
冷たいお酒は、胃腸の動きを一時的に鈍らせるため、アルコールや糖の吸収が遅れがちになり、そのぶん肝臓に余計な負担がかかる傾向にあります。また、冷えによる代謝低下も加わると、脂肪が燃えにくくなる悪循環に。
一方、燗酒は胃腸の働きを高め、血行も促すため、適量であれば食後血糖値の安定や代謝の維持に有利です。ただし、飲みすぎれば当然カロリーオーバーになるため、「温度を意識しつつ、量を控える」ことが鍵になります。
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代謝・脂肪燃焼に関わる「お酒の飲み方」
「お酒を飲むと太る」と言われる理由の多くは、飲む内容や量だけでなく、その“飲み方”にあります。実は、同じお酒を飲んでも、体を冷やしてしまうかどうかで、代謝や脂肪の蓄積のされやすさは大きく変わってきます。
日本酒を日常的に楽しみたい方こそ、飲む環境や体への配慮を意識することで、ボディメイクや健康維持の妨げにならない“上手な付き合い方”が可能になります。
飲むなら“体を冷やさない”工夫が必須
日本酒を飲む際、体温を下げない工夫はとても重要です。冷酒を好む方でも、真冬の寒い日に冷たいお酒を飲めば、内臓が冷えて血流が悪くなり、代謝が落ちてしまいます。
そんなときは、温かいおつまみを組み合わせたり、室内を適度に温めておく、食事中の一部だけ温かい飲み物を入れるなど、簡単な工夫で体を冷やすリスクを抑えられます。
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また、飲むタイミングも大切。食前の空腹時や、寝る直前の飲酒は血糖値を乱しやすく、脂肪が蓄積されやすくなります。なるべく夕食と一緒に、適量をゆっくり楽しむのが理想です。 |
お酒の温度と内臓脂肪の関係|意外と知らない消化・吸収の仕組み
冷たいお酒を飲むと、内臓の温度が下がり、消化器官の働きが一時的に鈍ります。その結果、食事で摂った糖質や脂質の分解が遅れ、脂肪として蓄積されやすくなるのです。
さらに、アルコールが肝臓に届くと、まずアルコール分解が優先されるため、他の栄養素の代謝が後回しになります。とくに冷酒は、アルコールの代謝を終えるまで体が冷えた状態にとどまるため、体脂肪の分解が遅れ、結果として太りやすくなります。
また、冷たいお酒によって交感神経が刺激され、インスリンの過剰分泌を招くことも。これも体脂肪の蓄積に直結するため、「お酒を飲む=太る」のイメージは、こうした“温度と体の仕組み”が関係しているのです。
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今日からできる!太らない日本酒の楽しみ方
「お酒は太るから我慢するしかない」――そんな風に思い込んでいませんか?
実は、日本酒も工夫次第でダイエットの妨げにならず、むしろ心身のリフレッシュに役立つこともあります。
大切なのは“やめるかどうか”ではなく、“どう飲むか”。ここでは、体型や健康を気にする方でも無理なく続けられる、日本酒との上手な付き合い方をご紹介します。
ダイエット中でも安心な“飲み方の3原則”とは?
ダイエット中に日本酒を楽しむためには、次の3つのルールを意識しましょう。
1つ目は「温度」。体を冷やす冷酒よりも、ぬる燗〜人肌燗程度に温めた日本酒を選ぶことで、血流や代謝の低下を防げます。特に冷えやすい方には、内臓を温める燗酒がおすすめです。
2つ目は「量」。1回の晩酌での適量は、1合(約180ml)までが目安。飲みすぎは代謝を下げるだけでなく、肝臓への負担も大きくなります。
3つ目は「頻度」。毎日続けて飲むよりも、週に2〜3回程度に抑えた方が、体の回復・代謝のリズムも整いやすくなります。
この3つを守るだけで、体に優しく、そして精神的にも我慢しすぎない飲み方が実現できます。
トレーナーおすすめ|おつまみ選びと翌日の調整テクニック
日本酒と一緒に食べる“おつまみ”も、ダイエットにおいては非常に重要なポイントです。
揚げ物や高脂質なものを選んでしまうと、アルコールとの組み合わせで脂肪合成が促進されやすくなります。
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おすすめは、たんぱく質+発酵食品+野菜の組み合わせ。たとえば、冷奴にキムチをのせたものや、焼き魚・枝豆・ぬか漬けといった“和つまみ”は、血糖値の急上昇を防ぎながら満足感も得られます。 |
また、翌日の過ごし方も大切です。
・朝は白湯や味噌汁などで内臓を温める
・軽めのストレッチや散歩で代謝を戻す
・水分とビタミンB群を意識的に摂る
これらを心がけることで、「飲んだ日のダメージ」をリセットしやすくなります。お酒を楽しんだ分、翌日に“整える行動”を習慣にしていきましょう。
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まとめ
「日本酒=太る」というイメージを持つ方は少なくありません。けれど実際には、飲み方や選び方、そして温度に気をつけるだけで、日本酒はボディメイクの大きな障害にはなりません。
特に冷酒より燗酒を選ぶこと、体を冷やさない工夫をすることは、代謝や脂肪燃焼にも好影響を与えます。また、合わせる食事や翌日の過ごし方を見直すだけでも、身体への負担をぐっと減らすことができます。
大切なのは、“やめること”ではなく、“賢く付き合うこと”。
飲みたい気持ちを我慢しすぎず、健康も体型も両立するための方法は、必ず見つかります。
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