2024.04.12Category: CONTENTSTags:健康無料
【なぜ?】2時間おきに目が覚める訳
はじめに
ご覧いただきありがとうございます!(^^)!
私たちの生活において、質の良い睡眠は健康を維持し、日々の活動に必要なエネルギーを蓄えるためには不可欠です!
しかし、多くの人々が夜間に頻繁に目覚めるという問題に直面しています。
特に「2時間おきに目が覚める」という状態では、睡眠の質を大きく損なう原因にもなり得ます。
このような睡眠パターンは、
単なる一時的な不調から深刻な睡眠障害の兆候まで、さまざまな要因によって引き起こされることがあります。
今回の記事では「2時間おきに目が覚めてしまう」原因についてご紹介し、
次回の記事にて解決法をご紹介していきます!
本日もよろしくお願いいたします!
2時間おきに目が覚める訳
深夜、何度も目が覚めることは、
睡眠のサイクルを乱し、翌日のパフォーマンス低下につながることが知られています。
このような状態は、一般的に睡眠障害の一種と見なされ、特に断続的な覚醒と呼ばれています。
断続的な覚醒は、
・ストレス
・不安
・うつ病
・身体的な健康問題など、
多岐にわたる原因によって引き起こされる可能性があります。
人間の睡眠には90分程度の睡眠サイクルがあり、このサイクルを繰り返しながら睡眠を取ります。
サイクルの最後の段階である 深い睡眠状態「レム睡眠(paradoxical sleep)」が終わると、
一時的に覚醒し易い状態になります。
2時間は睡眠サイクルの2周目に入った直後なため、
ちょうど覚醒し易い時にこれからご紹介する目が覚めてしまう原因が重なってしまい、目が覚めてしまう可能性があります。
その1 睡眠障害の1種?
また、睡眠時無呼吸症候群のような特定の睡眠関連の病態が原因である場合もあります。
この障害は、
睡眠中に呼吸が一時的に停止し、これが頻繁に起こることで睡眠が中断されることを特徴としています。
また、レストレスレッグス症候群など、夜間に不快感や痛みを引き起こす状態も睡眠を妨げる原因となり得ます。
これらの症状に心当たりがある方は、
医療機関へ受診し、適切な診断と治療を受けましょう!
その2 心理的問題「職場でのストレス要因と睡眠の質の関係」
現代社会では、ストレスが睡眠の質に大きな影響を与えています。
睡眠の質を阻害するストレスには、
仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、経済的な不安など多岐にわたります。
仕事の過剰な負荷、人間関係のトラブル、将来への不安などのストレス要因がある場合、
それらが心配事となり、夜になると頭から離れなくなり、忘れたくても思い出したりします…
これらのストレス要因は、睡眠サイクルを乱し、
2時間おきに目が覚めるような断続的な睡眠を引き起こすことがあります。
特に、心配事や緊張感が脳を活性化させ、リラックスして眠りにつくことを難しくします。
睡眠中にも無意識のうちにこれらのストレス要因が働き、浅い睡眠や頻繁な目覚めにつながるのです。
神戸トレーナー |
私も仕事でミスしてしまった日や プロジェクトリーダーを任せられると 寝ても不安から起きてしまうことがありました… |
一方、睡眠不足も職場でのストレスを高める可能性があります。
睡眠が十分に取れないと、イライラしやすくなったり、集中力が低下したりします。
また、疲労が蓄積されるため、些細なことでも大きなストレスに感じてしまうのです。
このように、ストレスと睡眠の質は負のスパイラルに陥りがちです。
そのため、職場でのストレス管理と併せて、十分な睡眠を確保することが大切になってきます。
まとめ
良質な睡眠を得るためには、睡眠障害や職場ストレスを解消することが大切です。
もし、長期間この症状が続く場合は、医師に相談されることをおすすめします。
次回の記事にて良質な睡眠にする方法をご紹介いたしますのでお待ちいただますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
引用文献
米国睡眠医学会(American Academy of Sleep Medicine)
https://sleepeducation.org/essentials-in-sleep/healthy-sleep-habits/ハーバード大学ヘルスケア(Harvard Health Publishing)
https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/understanding-sleep-patterns-and-circadian-rhythms国立精神・神経医療研究センター
https://www.ncnp.go.jp/nimh/soumukuriko/seiri/sleep.htm